【応援隊長の取材後記】”新米先生”はオリンピック聖火ランナー!

4月、始まりの季節ですね🌸
ということで この春大学を卒業し、小学校の教師になったばかりの”新米先生”
池見菜穂さんを取材しました。

教室では、一生懸命子供たちと接していました。担当するクラスは1年2組。
児童は皆、入学したてで元気いっぱいです!

教師として初めて受け持つクラスが1年生というのは珍しいことだそうで、自由に振る舞う子供たちをまとめるのはとても大変そうでした。
それでも愛しそうに児童と接する先生の様子を見て、本当に子供たちを大切に思っているんだなと感じました。

そんな池見さんのもう一つの顔が、オリンピックの聖火ランナー

高校生のころから「戦争のない平和な世界」を訴える活動を続けてきました。
長崎で聖火リレーがおこなわれる2日間は日本全国、そして世界中からも注目されます。
見た人に「長崎の様子、長崎がどんなところなのか」興味を持ってもらい、戦争や平和についても知ってもらうきっかけ作りに協力できればとランナーを志しました。

見事選出されて新上五島町を走ることになりました。
ところが、待ちに待った2020年のオリンピックイヤーは新型コロナウイルス一色に・・・
感染が拡大する新型コロナの状況を見て リレーに出ることに迷いを感じていたといいます。

開催が1年延期になったことで、池見さんは大学生から教師に。
小学校の児童たちや他の先生など、応援してくれる存在が増えました。

そして5月7日の聖火リレー当日、まさかの出来事が・・・

池見さんの次に走る予定だったランナーが辞退し、急遽2人分400mを走ることになりました。
ほかのランナーより長い距離でしたが、最後まで笑顔で走り切りました。

今後の”先生”としての池見さんの活躍にも、期待です!

少したどたどしい走り方も池見さんの魅力の一つです☺

放送の様子は、YouTubeでも公開しています!是非ご覧ください♪

この記事を書いた人

中村葉月

KTNアナウンサー。2020年入社。
つい先日まで学生だった私が、未来ダイバーの応援隊長として、長崎の若者たちの様々な取り組みを同じ目線で取材します。